PR

ニュース プレミアム

【外交安保取材】「即位の礼」など来年は国際行事ラッシュ 外務省は“ジクソーパズル”完璧に解けるか?

Messenger

 そうした問題をクリアして迎えた当日、最も担当者が神経を使う問題の一つが、ホテルから会場へ送り出す際のエレベーターの手配だという。

 随行員ら「格下」の人から順に下ろしていくのが原則で、誰をどのタイミングでエレベーターに案内するかは、事前に秒単位で計画を立てる。

 ところが「必ず途中で遅れる国が出てくるので、臨機応変に順番を入れ替えて計画を組み直さないといけない」(担当者)。そのしわ寄せで、最後にホテルを出る「最も格上の人」が行事に遅刻し、恥をかかせてしまったら大失態だ。

 このほかビジネスミッションによる商談や観光など、各国の希望に応じた個別日程も準備しなければならない。世界中から押し寄せるメディア向けに宿舎や取材拠点を手配する必要もある。担当者は、こうつぶやく。

 「サイズも形もバラバラの大量のピースを組み合わせるジグソーパズル。しかも直前まで全体のピースが確定しないという…」

 もちろん大変なのは外務省だけではなく、警備の警察当局や宿泊先ホテルなど民間も同じことだ。再来年には東京五輪・パラリンピックも待っている。関係者の安息は当面なさそうだ。 (政治部 千葉倫之)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ