PR

ニュース プレミアム

【外交安保取材】「即位の礼」など来年は国際行事ラッシュ 外務省は“ジクソーパズル”完璧に解けるか?

Messenger

 その後、旧ソ連の崩壊などで国の数が増え、日本政府は今回、約200の国・機関に案内を出す見込みだ。前回並みの出席率なら首相級以上だけで約160カ国になる計算で、「想像を絶する規模」(外務省担当者)になる。

 それだけに、舞台裏で段取りを整える事務方の作業量も桁外れになる。担当者によると、課題の一つは「飛行機の置き場」だという。

 民間定期便での来日ならよいが、政府専用機やチャーター機など特別機の場合は滞在中の駐機場を用意しなければならない。

 全国の空港に分散して収容することになるが、「7カ国だけのG7ですら場所の確保は簡単ではない」(担当者)。それどころか「即位の礼」では、特別機は最大で約130機に達するというのが外務省の見積もりだ。来日・離日が集中する激烈なラッシュアワーをどう乗り切るかも課題だ。

 宿舎の確保も担当者の頭を悩ませる。

 ホテルには格式の上下があり、各国要人をどう割り振るかは極めてデリケートな作業だ。随行員の数や、同じホテルを割り当てた場合の国同士の「相性」、それぞれの国がひいきにしている「定宿」など、計算に入れるべき要素が非常に多い。

 さらに大きな問題はスイートルームの確保だ。割り当ては1フロアに1国が大原則のため、同じフロアに複数のスイートが並ぶ構造なら1国しか使えない。「即位の礼」はラグビーW杯と期間が重なるため、観戦に訪れる海外富裕層の需要ともバッティングする恐れもある。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ