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ロープ降下訓練に“想定外”の早朝30分走…記者が陸自宇都宮駐屯地で「生活体験」

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 ただ、意表を突く早朝訓練が終わった後の隊列を組んでの30分走は、想定外の想定外だった。そもそも6時起床のはずだったし、事前の体験内容の確認事項には記されていない訓練だが、非常事態を想定すれば有無はない。重い戦闘靴ということもあり、何とかついていったが、筋肉痛は今も続いている。

 その後、第12特科隊の主要装備である口径155ミリのFH70操砲訓練を見学。空砲にもかかわらず、その発射音のすさまじさに圧倒された。

最後の砦という覚悟

 訓練の内容もさることながら、規律を厳しく守る隊員一人一人の動き、心構えに改めて驚かされた。志望動機などを尋ねた際、多くの隊員が「親に入隊する意志を伝えた際に泣かれた」という。政治的な状況がどうであろうと、「自分たちは行けといわれれば行くだけだ」と一様に口をそろえる。もちろん不平不満が全くないわけではないだろう。ただ、「事に臨んでは」私心を消し、規律を順守する覚悟は肌で感じた。それは、“最後の砦”として国民の負託に応える覚悟でもある。(楠城泰介)

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