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【野口裕之の軍事情勢】「神対応」が「死に神対応」へと豹変する中国の途上国援助 対中債務一斉繰り延べで世界は平和になる

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 他方、苦しい台所事情は中国も一緒だ。消費の著しい低迷で内需拡大は絶望的。投資や輸出拡大で経済を牽引してきたが、国内投資は過剰かつ、いびつ、輸出も米中貿易戦争で大苦戦している。資本逃避も激化し、外国からの膨大な資金調達のあおりで債務超過も視野に入った。財政赤字もGDP(国内総生産)の250~300%にのぼる。

 にもかかわらず、中国の“対外援助”は世界第4位の日本(168億ドル)に匹敵する。経済・軍事・政治といった、あらゆる正面で米国に取って代わろうとする野望への「投資」戦略なのは間違いない。同時に、プライドの高さだけは自己抑制できぬ習近平指導部だけに「札ビラで途上国の頬を叩く」金満戦略の恍惚感が忘れられない。

 折しも、アフリカ53カ国の首脳が集結した3~4日の《中国アフリカ協力フォーラム》で、習国家主席は、今後3年間をメドに6兆6千億円の援助をすると発表した。しかも、今年末までに償還期限を迎えながら返済不能の無利息借款に債務免除を認めた。

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