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【野口裕之の軍事情勢】「神対応」が「死に神対応」へと豹変する中国の途上国援助 対中債務一斉繰り延べで世界は平和になる

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【野口裕之の軍事情勢】
「神対応」が「死に神対応」へと豹変する中国の途上国援助 対中債務一斉繰り延べで世界は平和になる

北京の人民大会堂で開かれた「中国アフリカ協力フォーラム」首脳会合で演説する中国の習近平国家主席=3日(共同) 北京の人民大会堂で開かれた「中国アフリカ協力フォーラム」首脳会合で演説する中国の習近平国家主席=3日(共同)

 ご存じだろうか。中国は「途上国」として排ガス規制を逃れつつ、世界銀行より総額4兆円近くの「途上国援助」を受け取り、「計画が継続中」と称していまだに「途上国援助」を搾り取っている。

 《気候変動問題》での変身も見事だった。気候変動への取り組みが国際社会の新たな課題として浮上し始めた頃、中国政府は「地球温暖化は産業革命以来、先進国が冒してきた問題で、温暖化ガスの排出義務は先進諸国が負わなければならない」と主張していた。

 国連常任理事国にして公害大国たる中国の無責任な姿勢にわが国は、先進国だけが温暖化ガスの排出義務を負う合意《京都議定書=1997年》の延長が議論された2010年の《気候変動枠組条約締約国会議》で、「中国を含む全主要排出国が参加する新たな枠組みを創設しない限り、実効性の伴う地球温暖化防止は不可能」と訴えた。この時、中国は外交の公式舞台でわが国を口汚く、執拗に罵った。ところが、米トランプ政権が地球温暖化問題解決に消極的とみると一転。今や中国は、国際社会における温暖化防止の「守護神」を装う。

一帯一路とは現代版「植民地主義」

 途中で「神対応」が「死に神対応」へと豹変する現代版シルクロード=巨大経済圏構想《一帯一路》は、もっとおっかない。途上国や貧困国を相手に、最初は「大型インフラの整備をお手伝いしましょう」と「互恵」を看板に仕立てて、篤志家の如き神々しさをもって近づく。

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