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【スポーツ異聞】シェアハウス問題に見るプロ選手の危うさ

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 しかも、プロ野球と比べ、選手寿命も短い。30歳になると、肩たたきが始まるケースもある。監督やコーチ、テレビの解説者などでサッカー界に残れるケースもごくわずかだ。

 日本サッカー協会の田嶋幸三会長は今年2月、ワールドカップ(W杯)に出場した日本代表選手への年金制度を創設する考えを明らかにした。放送権収入の3~5%を積み立てるという。しかし、W杯に出場したクラスの選手なら年俸も高額なはずで、引退後も指導者などの立場で残れる可能性がある。年金制度が本当に必要なのは、代表より下のクラスの選手のはずだが、そのクラスへの年金制度は今のところない。

 となれば、引退後の「第二の人生」が不安になるのは必然の流れ。セカンドキャリアとして、新たな職を探すよりも、不動産に投資して、手っ取り早く稼ごうとする選手がいてもおかしくはない。10人ものJリーガーや元Jリーガーが危ない不動産投資に手を出した背景もそのあたりにあるのだろう。

 サッカーどころ静岡県に本店を置くスルガ銀はサッカーとも、つながりが深い。JリーグYBCルヴァン・カップ覇者と南米カップ王者で争う大会の冠スポンサーにもなっている。Jリーガーがスルガ銀を信頼しきってもおかしくない状況だった。

 昔からプロ野球選手なども不動産などに投資してきた。プロ野球選手はJリーグの選手と比べ、年俸が高く、入団時に高額な契約金ももらえる。

 Jリーグにこそ、本格的な年金制度が必要だ。

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