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【政界徒然草】自民党竹下派、総裁選めぐる長い夏 竹下亘会長は「首相支持多数」で衆参一本化を断念「僕の力不足…」

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 8月7日には吉田氏との会談に臨んだ。吉田氏は平成研究会が大半の総裁選で対応が割れてきた経緯から「無理にまとめるのは難しい」と事実上の自主投票を勧めた。竹下氏はこの日も議員の聴取を行ったが、結果は同じ。「自主投票にするしかない」との意向を固めた。後日、周囲に「あれほど首相支持が多いとは思わなかった」と語った。

茂木、山口両氏らが主導

 8月8日、竹下派は総裁選対応を決める臨時役員会を非公開で開いた。派閥事務所は空気が張り詰めた。

 「衆院は首相支持が多い。一本化というなら首相でやっていただきたい」

 こう口火を切ったのは山口氏だった。竹下氏は「私が一本化すると言い続け、いろんなハレーションを起こした」と反省の弁を口にした。その後も首相に近い幹部が次々と発言し、竹下氏は孤立気味となった。終盤、茂木氏が報道陣に発表する声明案を読み上げた。

 「『衆院は大勢が安倍総裁支持、参院は吉田参院会長に一任』という意見を共有し、その方向とすることで決定した-」

 すかさず山口氏が「異議なし!」と発言し、拍手が起きると流れは決まった。事実上の自主投票だが、首相支持の幹部は「衆院は安倍総裁支持が大勢」の一文を入れ込む戦果を得た。

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