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【外交安保取材】河野太郎外相、専用機は断念したものの…来年度チャーター機代10億円計上 職員へのしわ寄せ懸念も

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 ただ、河野氏の外相専用機の断念は一筋縄ではいかなかったようだ。会計課は「納得してもらうまで相当説明した」と振り返る。

 河野氏は(1)北米までノンストップで行ける航続距離がある(2)中古の航空機購入で費用抑制-の2点を指示した。航続距離が北米まである飛行機ならば、中国による巨額の経済支援で台頭する中東もアフリカもカバーすることが可能だ。日本の外相の2倍以上のハイペースで外国を回り、河野氏が“ライバル”視する中国の王毅外相に少しでも追いつくには不可欠となる。

 航空機購入について、河野氏は当初「中古なら買っても安いのでは」とかなりこだわったという。だが、格納庫の確保と維持、機体の修繕費などが発生し、総額は100億円を超える。外務省は来年3月に退役する政府専用機の活用も検討したが、日本航空、全日本空輸ともに「あり得ない」と反対したという。社会保障費の膨張など歳出増に歯止めがかからない中、大幅な支出増を伴う航空機購入は難しいと判断した。

 チャーター機代は、河野氏の1年間の実績を基に計算した。昨年8月3日の外相就任から今年8月26日まで河野氏の訪問数は47カ国・地域(延べ66カ国・地域)で、出張日数は154日、総飛行距離は59万1837キロメートル(地球約14・8周分の距離に相当)。中国や韓国など多くの直行便がある国は原則チャーター機を使わず、来年度の外相の海外出張の飛行時間の上限を500時間程度とした。

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