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【原発最前線】トリチウム含む処理水の海洋放出に批判続出 「報道」が反発煽る? 公聴会の議論かみ合わず

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「説明受けていた」

 最初に触れたトリチウム以外の放射性物質が残っていることについては、小委委員長の山本一良(いちろう)名古屋学芸大副学長が30日の公聴会終了後、報道陣に「最初の段階で説明を受けていた」と明かし、「浄化装置で取れるものと取れないものとを区別し、取れないトリチウムに重点を置いて検討してきた。個人的には処分に当たってトリチウム以外を除去するのは前提だと考えている」と説明した。

 つまり、トリチウム以外は「除去しようとすればできる」ため、議論をトリチウムに絞ったということだ。ただ、公聴会資料では「タンクで貯蔵している処理水の性状」でヨウ素129が検出限界値以下(26年の数値)とされており、タンク内の現状について誤解を招くことは否定できない。

 それでも、報道が公聴会の議論に与えた影響は、放射性物質に過敏に反応する人心の問題としても今後検証されるべきだろう。

当事者になれるか

 海洋放出すべきだとする意見は富岡、郡山会場でそれぞれ1人の男性が表明。どちらも風評被害を防ぐため、全量検査を行ったコメと同じように、放出に当たってトリチウム濃度の全量測定を行うことが必要だとする考えを示した。

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