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【映画「ボルグ/マッケンロー」】「ボルグそっくり!」と話題のスベリル・グドナソン 自分でも「やばい、ビヨンだ…」

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 テニスの経験が全くなかった。トレーナーと毎日2時間テニスの特訓をして、食事は栄養面を気遣いながら1日7回。半年間の肉体改造で見事ボルグが“完成”した。1980年の試合ではボールに飛び付いて転倒するマッケンローといった名場面が多いが、死闘に決着がついたボルグが崩れるようにコートにへたり込む姿はテニスファンの脳裏に今も焼き付いている。映画で完璧に再現したグドナソンは「僕にとってもあのシーンを再現することはとても重要だった」と語る。「ひざをつくあの瞬間は『俺は生き残ったんだ!』と思っていたと思う。『勝った!』ではなくて『生き延びた!』と」

 その直後のボルグのたたずまいが一番のお気に入りだ。「(コート上の)椅子に座っていろいろな人がお祝いを言いに来るシーンがすごく好き。勝ててうれしいという気持ちと同時に、負けなくて本当にほっとしている彼がうかがえて面白い」。メガホンをとったヤヌス・メッツ監督とは「恐怖心」についてかなり話し合った。「テニス選手として負けることへの恐怖心。役者という仕事も恐怖と向き合いながら戦っているので重ねることができた」

 映画では冷静沈着なボルグも、少年時代はマッケンローに負けず劣らずの問題児だったことが描かれる。この2人をどう見ているのか。「カッとなりやすい“悪童”マッケンロー対氷の男“アイス”ボルグと言われるくらい相反するところがありながら、似ているところがある。お互いのことも一番理解できたんじゃないかな」 

 実際にボルグと対面したのは昨年9月にストックホルムで行われたプレミア上映のときだった。「プレミア上映まで会わないと決めていた。地に足のついているすてきな人柄で、映画もすごく気に入ってくれてとてもうれしかった。この映画を『素晴らしい』と一番思ってほしかったのがボルグだったからね」

(WEB編集チーム 伊藤徳裕)

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