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【スポーツ異聞】プロ野球で始まった「リクエスト」制度 対象プレーが曖昧で混乱も

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【スポーツ異聞】
プロ野球で始まった「リクエスト」制度 対象プレーが曖昧で混乱も

8月25日の巨人戦で「リクエスト」を要求する阪神・金本知憲監督=東京ドーム(荒木孝雄撮影) 8月25日の巨人戦で「リクエスト」を要求する阪神・金本知憲監督=東京ドーム(荒木孝雄撮影)

 プロ野球では今季から試合中の微妙な判定に対し、再検証を要求することができる「リクエスト」制度が始まった。両チームの監督は九回終了までに最大2度(判定が覆ればカウントせず)要求することができる。

 これにより、ぱっと見ただけでは判断がつきづらいタッチプレーなどは、ほとんどリクエストされることになった。日本野球機構(NPB)によると、前半戦終了時点までにセ・リーグで125件、パ・リーグで131件。2試合に1回程度のペースで行われている計算になる。ちなみに判定が覆ったのは約35%だった。

 「判定がより正確になった」と好意的な意見がある半面、「審判の威厳がなくなる」「試合が間延びしてしまう」など批判的な指摘もある。ただ、こうした賛否の声とは別次元にファンを混乱させていることがある。それはリクエストの対象になるプレーとならないプレーがあることだ。

 例えば、8月15日に神宮球場で行われたヤクルト-巨人戦。ヤクルトの攻撃で、六回1死一、三塁の場面で微妙な判定があった。

 ヤクルト・川端のライナー性の打球がマウンドの巨人・吉川光の方へ飛んだ。ダイレクト捕球かワンバウンドかという地面すれすれで吉川光が捕球。審判がダイレクト捕球のコールをしなかったため、吉川光は1-6-3の併殺を狙ったが一塁はセーフ。併殺崩れの間に三走はリタッチすることなくホームを踏んだ。

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