PR

ニュース プレミアム

【クローズアップ科学】「日本版シャトル」民間構想 宇宙への観光旅行、6年後にも出発

Messenger

 一方、海外では米国のベンチャー企業が大きく先行しており、2社が年内にも有人での飛行試験を始める勢いだ。

 ヴァージンギャラクティックの有人宇宙船「スペースシップ2」は、04年に民間として世界で初めて宇宙空間に到達したスペースシップ1の技術を活用。離陸時は別の航空機に抱えられ、上空で切り離してロケットエンジンを噴射し、宇宙空間に向かう。

 ブルーオリジンの「ニューシェパード」は6人乗りのカプセル型だ。ロケットで宇宙に向けて打ち上げられ、帰還時はパラシュートで地上に戻る。

「技術の継承を」

 かつては日本も将来の有人化を視野に入れ、再利用可能な無人シャトルを開発していた。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の前身である旧宇宙開発事業団などが1993年に始めた「HOPE(ホープ)-X」計画だ。

 H2Aロケットで打ち上げ、高度約200キロで地球を1周してマッハ25で大気圏に再突入し、南太平洋の島に着陸する構想だった。2000年度の打ち上げを目指し、再突入や自動着陸などの実験を重ねたが05年に中止された。

 開発に携わった米本教授は「せっかく蓄積した技術が途絶えないように、新しい世代につなげたい」と民間宇宙船開発の意義を強調する。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ