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【太陽光発電は人を幸せにするか】(4)3メートル以上の高さのパイプに太陽光パネル 豪雨、強風に耐えられるのか

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 6月、北杜市高根町清里に向かった。別荘地の先にある山裾にあった樫山牧場の跡地。もともと山梨県が所有していた土地を北杜市に貸与し、酪農を行ってきた。だが、それも行われなくなったため、太陽光発電用地として牧場用地を雑用地に変更するよう県に申請し、認められた。

 特定目的会社(SPC)の「クリーンエナジー清里の杜」は、北杜市と共同事業で約23ヘクタールのこの用地に平成26年8月、大規模太陽光発電施設(メガソーラー)を着工した。

 ところが、7割ほどが完成した平成27年6月、北杜市内を襲った豪雨によって、建設現場の斜面から土砂が流出。北杜市によると、土砂は約1500平方メートル、最大深さ約20センチに及び、近隣の畑に流れこんだ。作物の補償、水路の改修なども行われ、地元振興策も実行されており、現在、地元では目立った反対があるわけではない。

 が、裏を返せば、公的機関や大手企業(SPCには大和証券などが参加した)が関わった太陽光事業でも、災害に弱いことに変わりはないという当たり前の事実が浮き彫りになったということだ。(WEB編集チーム 三枝玄太郎)

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