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【国際情勢分析】台湾・国民党「反日カード」の効果は? 初の慰安婦像、謝罪要求…地方選へ皮算用

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 馬氏は日中戦争で1937年12月に中華民国の首都、南京が陥落した後、「日本軍による組織的な虐殺、強姦、放火、強奪により30万人が死亡した」と主張。強姦された女性は「何万人」にも上るとした上で、「日本軍の狂った暴行と破壊的な軍紀は全世界から強い非難を招き、天皇ですら衝撃を受けた」と述べた。

 馬氏はそのことが慰安所設立の原因だとした上で、中国大陸、韓国、フィリピン、インドネシア、台湾から「誘拐、脅迫や詐欺の手段で、婦女が強制的に慰安所に連れてこられた」と主張。慰安婦の人数は「中国大陸と韓国からそれぞれ約20万人」などとする見解を披露した。

 「昭和天皇が南京事件に衝撃を受けた」との説について、産経新聞は馬氏の事務所に根拠を問い合わせたが、25日現在、回答は得られていない。

 また、馬氏は式典で、日本政府に「正式な謝罪と賠償」を要求。民進党政権が発足後2年間、この問題で日本に意思表明をしていないと批判した。

 一方、多数の日本人記者が取材に来ていることに気づくと、自身の任期中に日本統治時代の技師、八田與一の記念公園を整備したことや、東日本大震災後にテレビに出演して義援金を呼びかけたことを追加で説明。「台湾人民は日本に非常に友好的だが、われわれは正義を重視する民族でもある」と強調した。

政治利用の影

 馬氏は李登輝政権下の1993~96年に法務部長(法相)を務めたときから慰安婦問題に関心があったといい、総統任期中には総統府に元慰安婦を招くなどしている。

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