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【経済インサイド】東京の奥座敷「熱海」が華麗に復活したヒミツ

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 このゲストハウスを運営しているのは、熱海の中心市街地再生事業を手掛けているmachimori(マチモリ、熱海市)社長の市来広一郎さん。「若い人を呼び込むことで商店街を活気づけ、『熱海のファン』づくりのため」にオープンした。

 宿泊客向けに毎週土曜日には、周辺を歩いてめぐるツアーを開いて街の魅力を伝えている。現在の洗練された各地の観光地と比べると古くさいが、高度成長期の面影を残した古き良き昭和の雰囲気が残る街並みは、若い人には新鮮に映るようだ。例えば三島由紀夫や谷崎潤一郎、越路吹雪といった文化人も通った老舗純喫茶「ボンネット」が会員制交流サイト(SNS)で紹介され、人気店になるといった効果が表れている。他にも周辺を回遊するようになり、徐々に若い観光客でにぎわうようになってきているという。

 熱海が最も活気づいたのは昭和40年代。市の入湯税からみた宿泊利用者は年間450万人を超えることもあったが、平成4年度から減り続けて23年度には250万人を割り込み、ピーク時に比べて半減近くまで落ち込んだ。熱海市観光経済課の富岡久和課長は「熱海銀座商店街の3分の1が空き店舗になった」と活気が失われた当時について語る。市来さんは「わずか数年で街が廃虚のようになった」と振り返った。

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