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【日曜経済講座】黒字転換の日本郵政 “遺産”に頼るかんぽに不安 経済本部編集委員 福島徳 

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 民営化・分社化から丸10年を経た日本郵政。上場から3度目の通期決算となった平成30年3月期連結決算は、傘下のゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の増益を背景に最終損益が4606億円の黒字(前期は289億円の赤字)に転換した。V字回復を達成したかのようにも映る日本郵政だが、その先行きは決して楽観できるものではない。中でもかんぽ生命の問題は根深く、国営時代の遺産に頼る損益構造が顕著なままだ。

 かんぽ生命の30年3月期連結決算は、売上高にあたる経常収益が前期比8.2%減の7兆9529億円だったが、最終利益は17.9%増の1044億円となった。超低金利下で深刻な運用難が続く中、減収ながらも増益を確保した決算内容からは一見、業績が堅調に推移しているとも映る。植平光彦社長就任後、初となった通期決算は、より筋肉質の収益体質になったかのようにもみえる。

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