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「1人で歴史変えた」日系女性 米の強制収容めぐり勝訴導く資料発見 7月死去のアイコ・ハージッグ・ヨシナガさん

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 ヨシナガさんは3度目の結婚で首都ワシントンへ移り住んだのを機に、疑問を追い求めるように国立公文書館で強制収容に関する調査に没頭。集めた資料は最終的に3万3000件以上にも上った。

 ■画期的発見

 「最初は自分たち家族の収容所での記録を見つけるため、公文書館に通い始めた」(ヨシナガさんの論文から)という調査は、収容手続きの不当性や名誉回復を訴えて最高裁まで争い、44年に敗訴していたフレッド・コレマツ氏の再審訴訟を勝利に導く発見につながった。

 敗訴の根拠となったのが、西海岸からの日本人・日系人立ち退きを指示した陸軍・西部防衛司令部長官、ジョン・L・デウィット中将の報告書。原本版には「(日系人が米国に)忠誠か不忠誠かは見極められない」などとする人種差別に基づく表現があり、陸軍省などの指示で55カ所も書き換えられた報告書が公表されていた。

 原本版10部のうち9部は廃棄処分されたが、ヨシナガさんは82年秋、公文書館の職員の机の上に置かれた原本版の1部を見つける。「(立ち退きを)政府は軍事的に必要だとしていたが、人種差別によるものだったことを証明した」(イシズカさん)もので、翌年のサンフランシスコ連邦地裁での再審勝訴、他の同様訴訟2件の勝利につながった。

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