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【希少がんと共に生きる】「パパのがんちゃん治るよ」 娘の言葉が生きる気力に 子供に理解をさせるには…

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 一般的に子供にがんであることを伝える際「3つのC」が重要といわれている。1つ目は「がん(cancer)」という病名を伝えること。「病気」という曖昧な表現をすると、子供は想像を働かせ、混乱を来たす可能性があるためだ。

 2つ目は「誰のせいでもない(not caused)」ことを伝えること。低年齢の子供ほど「自分が心配をかけたから、自分のせいで親が病気になってしまった」と自分を責める傾向にあるという。このため、誰かのせいでなる病気ではないことを伝える必要があるのだ。

 3つ目は「伝染しない(not catchy)」ということ。「何か病気になると髪の毛が抜けるかもしれない」と病気全般を恐れることがある。このため、がん患者である親と同じものを食べても、うつらないことなどを分かりやすく説明することが求められる。

× × ×

 現在、筆者の体調は決して悪くはない。通院している国立がん研究センター中央病院(東京・築地)の担当医によると、ステージ4の小腸がんの5年生存率は「10%前後」。にもかかわらず、手術を経て化学療法(抗がん剤治療)を開始した昨年1月からこれまで小康状態を保っているのは「珍しい」(担当医)という。

 とはいえ不安がないわけではない。そんな筆者の気持ちを察してか、娘は最近こんな無邪気なことを口にした。

 「パパは病気じゃないよ!」

(政治部 坂井広志)

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