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【映画深層】「ぴあフィルムフェス」 40回を迎える自主映画の祭典 2次審査に立ち会って分かったこと

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 この16人は5月中旬に行われた1次審査にも参加しているが、今年の応募本数は全部で529本。1分の短編から長いものは3時間25分までと幅広く、それらを1作品につき最低でも3人が見て1次審査で意見を出し合う。その結果、残った80本約51時間分を、1カ月の間に16人全員が厳しく視聴し、この日の2次審査に臨んできた。

白熱の議論

 1日目の冒頭、荒木ディレクターが80本の作品リストを提示して「同じ監督の作品で2本入っているのは1本に絞りたい」と発言すると、さっそく「それは絶対ですか」とある男性メンバーがかみつく。「多くの人にチャンスを与えたい」との荒木さんの説明に、なぜこの監督の作品を2本とも入れたいかを彼が滔々(とうとう)と語り出すところから、白熱した議論が始まった。

 「誰もが映像を撮れる時代において自主映画がやるべきことって、ちょっときれいな映像を撮ったりすることではないと思う。誰もが撮れるありふれた映像の力をどれくらい引き出すかということが、映画の目指すところだと思う」と力説すると、荒木さんも思わず「言うね」と感心する。

 すると別の男性が「俺はこの作品にバツをつけたけど、今の話を聞いて感動した。確かに評価する視点はあるよね」と受けて、ますますヒートアップしていった。

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