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【新欧州分析】熱波襲来の欧州で泣き笑い 原発一時停止・英で数百の遺跡発見・ワイン向けブドウ豊作も

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 スウェーデンとフィンランドでは、原発はダム式水力発電に次ぐ第2の電力供給源。加圧水型原子炉(PWR)、沸騰水型原子炉(BWR)ともに冷却のために冷たい海水を利用しており、気温の上昇で稼働に影響が出た。

 スウェーデン国有電力会社バッテンフォールは8月初め、海水温が25度を上回ったため、リングハルス原発の4基の原子炉のうち、1基を停止。海水温が23度を上回った7月初めには、別のフォルスマルク原発1基あたりの出力を30~40メガワット低下させた。

 フィンランド電力大手フォータムも海水温が32度に達した8月初め、ロビーサ原発の出力を低下させた。

 フランスでも8月初め、フランス電力(EDF)が冷却に使用している川の水温が規定よりも高くなったため、原子炉4基の運転を停止した。

クロップマーク

 350年に一度の猛暑となった英国では、暑さで乾燥した畑に数百もの丸や四角の「クロップマーク」と呼ばれる模様が出現した。地中に遺跡がある畑は、土壌の違いから作物や草の成長に差がでて模様が浮かび上がることがあり、例年以上の暑さで畑の土が乾燥したため、こうした現象に拍車がかかった。

 英南部のオックスフォードシャーでは、紀元前700年以上前の集落跡が見つかり、住居周囲に張りめぐらせた丸い囲いの模様が浮かび上がった。ランカシャーにあるガウソープホールで、ビクトリア時代の庭園に描かれた模様が現れるなど英中部や南西部で新たに鉄器時代の入植地やローマ時代の農場、先史時代の住居跡など数百に上る遺跡が見つかった。調査した「ヒストリック・イングランド」は、当時の人がいかに暮らし、農耕を営み、土地管理していたかを知る貴重な発見としている。

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