PR

ニュース プレミアム

職務質問で特殊詐欺「受け子」摘発、3倍超に 過去事例から特徴つかんだ 

Messenger

被害額は高水準

 従来の捜査では、詐欺グループにだまされたふりをして受け子をおびき出して摘発する「だまされたふり」作戦が力を発揮してきた。同作戦による摘発件数はなお多いものの、捜査関係者は「詐欺グループから警戒されている」と指摘する。自宅周辺で現金を受け取らずに被害者を自宅から離れた駅などに呼び出し、警察官が周囲にいないか確認しているとみられる事件も確認されており、手口は巧妙化してきている。

 警察庁によると、今年1~6月の全国での特殊詐欺の被害額は前年同期より13億3千万円少ない174億9千万円だった。半期ベースでは4年連続の減少だが依然として高水準が続く。

 被害者の75・7%は65歳以上の高齢者。警視庁では6月に東京都警備業協会と協定を結び、現金自動預払機(ATM)の保守・点検をする警備員が高齢者に被害防止の声かけをする取り組みも始めており、同庁幹部は「多方面から特殊詐欺への包囲網を敷いていきたい」と語る。

 特殊詐欺 面識のない不特定の人に対し、電話やメールなどを悪用して現金やクレジットカードといった金品をだまし取る詐欺。「オレオレ」「架空請求」「融資保証金」「還付金」「金融商品取引」など手口は多様化している。犯人側の組織性が高いのが特徴で、電話をかけて被害者をだます「かけ子」、金品を直接受け取る「受け子」、金融機関で金を引き出す「出し子」、受け子や出し子が金品を持ち逃げしないように監視する「見張り役」などと呼ばれる役割に分かれている。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ