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【ニュースの深層】「たばこは薬物」福島・郡山市長 波紋呼んだ発言には伏線があった

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【ニュースの深層】
「たばこは薬物」福島・郡山市長 波紋呼んだ発言には伏線があった

定例会見で記者の質問を聞く福島県郡山市の品川万里市長=7月25日、同市役所(内田優作撮影) 定例会見で記者の質問を聞く福島県郡山市の品川万里市長=7月25日、同市役所(内田優作撮影)

薬物を売っているのか

 発言が報じられると、関係者は一斉に反発した。

 「何を考えているのかと思った」というのは、郡山たばこ販売協同組合の小林武美事務局長。ほどなく組合所属の市内たばこ店からも、苦情や問い合わせが相次いだという。

 「私たちは薬物を売っているということなのか」

 「国から認められているというのに」。苦情は数十件に上った。

 市議会も同様だった。

 「『たばこは薬物』というのは、いかがなものか」

 「生産者や小売店、喫煙者への侮辱だ」

 議員側は発言の撤回、謝罪を求めたが、品川市長は「医学的な所見として述べた」として拒否した。

 市役所には「市内外を問わず毎日、電話はある」(広報広聴課)というが、ネットニュースで発言を知った県外からの多くが、市長発言を支持する意見で、「応援している」などの声が寄せられているという。

 同組合やJT郡山支店など関係10団体は7月8日、市長に意見書を手渡した。

 意見書は「たばこは合法な商品であり、多くの方々から愛される嗜好品だ」と主張した上で、市長発言について「たばこ業界関係者や愛好者、関係する家族が愕然(がくぜん)としており、大変遺憾。多方面に甚大な影響を与えることから発言の撤回と謝罪を求める」と要求した。

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