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【木下隆之の試乗スケッチ】アルファロメオ ステルヴィオ 「悪魔の梯子段」が異名のSUV

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 しかも、短い直線と直線をつなぐヘアピンカーブは、1速ギアの守備範囲。超タイトなのだ。端から眺めると、巨人が山脈に爪を立てたようである。悪魔の梯子段の異名も相応しい。ステルヴィオ峠はそんな、走り屋を魅了しながらも強く拒絶する難所なのである。

自信裏付けるデータもズラリ

 そう、そんな世界的な難所の名を、SUVに命名したことが驚きなのだ。百歩譲ってスポーツカーならばよしとしよう。だがステルヴィオは背の高いSUVである。よほどの自信がなければ、ステルヴィオとは名乗れますまい。

 一抹の不安を抱えながら、試乗プレゼンテーションに耳を傾けていると、自信を裏付ける刺激的なデータが次々に僕を驚かせた。

「前後重量配分50:50」

「直列4気筒2リッターターボ」

「最高出力280ps」

「最大トルク400Nm」

「前後可変トルク4WDシステム」

「常用FR駆動」

「軽量カーボン製ドライブシャフト」

「車両重量1810kg」

「ロール角度約50%」

「ロール軸ジュリア(アルファロメオのセダン)と同一」

「空気抵抗係数0.30」

「最大横加速度0.95g」

「ステアリングギアレシオ12:1」

「最大制動距離(100-0km/h)37.5m」

 スポーツカーの紹介と見まごうばかりの攻撃的な文言である。

ステアリングもキレッキレ!

 要するに、エンジンは強烈なトルクを発揮するターボであり、カーボンを多用することで軽量化は驚くほどである。だから驚くほど速い。それでいて、理想的なウエイトバランスであり、4WDだからトラクションに優れており、ステアリングはクイックだと宣言しているのである。

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