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【正論9月号】独占スクープ! 金正男暗殺の実行犯容疑者は日本からミサイル関連規制品を調達した 元国連安保理北朝鮮制裁委員会専門家パネル委員・安全保障問題研究者 古川勝久

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【正論9月号】
独占スクープ! 金正男暗殺の実行犯容疑者は日本からミサイル関連規制品を調達した 元国連安保理北朝鮮制裁委員会専門家パネル委員・安全保障問題研究者 古川勝久

2017年2月に暗殺された金正男氏(AP) 2017年2月に暗殺された金正男氏(AP)

 ※この記事は、月刊「正論9月号」から転載しました。ご購入はこちらへ。

「抜け穴」の封じ込めも

 トランプ大統領は米朝首脳会談の成果を幾度も自画自賛し続けている。しかし複数の米メディアが報道したように、北朝鮮の核・ミサイル関連施設での活動は継続したままだ。そもそも米朝が合意したとされる「非核化」の定義すら不明なままで、米朝が互いに何をするのか、決まっていない。

 ようやく長い米朝交渉のプロセスが本格的に始まったばかりだ。「北朝鮮の完全非核化」では少なくとも3つのカテゴリーの措置が必要となる。(1)現有の大量破壊兵器(WMD)および兵器用核物質の押収と関連施設の無害化、(2)将来のWMD計画の再開阻止の監視、(3)他国へのWMD拡散阻止の監視だ。WMD計画関連の物資調達や資金洗浄など、北朝鮮による不正活動の阻止のための国際社会の取り組みは今後も長期にわたり求められる。

 ここで問題となるのが、国際社会の「抜け穴」である。これを防がなければ、前述の(2)と(3)の目標は達成できない。北朝鮮が潜り抜けてきた「抜け穴」は中国とロシアだけではない。意外な国々を通じて、私たちも北朝鮮に出し抜かれてきたのである。

 本稿では、北朝鮮が活用してきた拠点の一例として、東南アジア地域、中でもマレーシアにフォーカスをあててみる。

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