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【経済インサイド】会社の代表が複数…ベンチャー企業で広がる「チーム型創業」とは

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 創業メンバーの「4人が皆、社長をやりたかった」(森山氏)というが、共同代表というかたちは取らなかった。何カ月もの間、4人で話し合いを重ねた結果、働く人にとって健康かつ働きやすい環境を整えることが会社のトップとして最重要な仕事という認識が共有されるようになり、人事や労務関係に精通した森山氏が社長に就いた。

 森山氏は自らを「プロデューサー型経営者」と話す。カリスマ性のある山川氏、営業に強い遠藤氏、行動力にたけた榊氏と、それぞれ持ち味や強みを生かし、弱い部分はお互いにカバーし合えることが「チーム型創業の魅力」と強調した。

 その半面、「なあなあ」で物事を済ませる風潮ができ、経営に緊張感がなくなる危険性もはらむ。森山氏は「時間は守る、言い訳を許さないなど、最低限、人としてあたりまえのことをきちんと守ることが大切」と指摘する。

 ワリスもクレイジーも共通するのは起業から短時間で事業を軌道にのせたことだ。

 チーム型創業について詳しい東京都中小企業振興公社の斎藤麻衣子・人材支援担当係長は「互いの能力を補うことで、事業を早く軌道に乗せられるのが大きなメリット」と話す。特に女性は出産や子育て、介護などの理由でビジネスの現場から一時的に離れざるを得ないケースもある。育児などによる制約を受けやすい女性にとって、チーム型創業は起業促進にとって有効な手段となり得るといえそうだ。(経済本部 松村信仁)

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