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【iRONNA発】北朝鮮 中朝蜜月で変わる非核化ゲームの行方 重村智計氏

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 こうした現状を踏まえ、北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は最近「拉致問題は解決した」との論評を掲載した。拉致問題の解決よりも日朝国交正常化を優先させようとの戦略なのだ。

 これに呼応するように、日本でも超党派の「日朝国交正常化推進議員連盟」が活動を活発化している。これは北朝鮮からの工作に呼応しているとみられても仕方がないだろう。

 北朝鮮が中国から多額の資金を調達すれば、現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」のようにいずれ膨大な借金となり、中国に従属せざるをえなくなる。それを避けるためにも、日朝国交正常化が必要だからこそ、「拉致問題は解決した」と主張しているのである。だが、北朝鮮の手口に決してだまされてはいけない。「拉致より国交正常化」と主張する政治家らは北朝鮮の手先と非難されても当然だろう。

                   

 iRONNAは、産経新聞と複数の出版社が提携し、雑誌記事や評論家らの論考、著名ブロガーの記事などを集めた本格派オピニオンサイトです。各媒体の名物編集長らが参加し、タブーを恐れない鋭い視点の特集テーマを日替わりで掲載。ぜひ、「いろんな」で検索してください。

                   

【プロフィル】重村智計

 しげむら・としみつ 東京通信大教授、早稲田大名誉教授。昭和20年、中国・遼寧省生まれ。毎日新聞記者としてソウル特派員、ワシントン特派員、論説委員などを歴任。著書に『外交敗北』(講談社)、『日韓友好の罪人たち』(風土デザイン研究所)など多数。

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