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韓国産の日本酒とキャビア、その実力は? 進化するソウルのレストラン

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韓国の養殖キャビアを初体験

 もうひとつ驚いた出会いが、韓国産の養殖キャビア。絶滅の危機に瀕したチョウザメを保護するため、世界的に養殖が進められている。韓国ではサステナビリティの意識が高く、“天然もののキャビアは使わず養殖”が定着しつつあるそうだ。

韓国産キャビアは、黒々と輝いていて粒がしっかりしている。「TOC TOC(トクトク)」は、韓国産の食材がさまざまなアレンジで味わえて楽しい一軒
韓国産キャビアは、黒々と輝いていて粒がしっかりしている。「TOC TOC(トクトク)」は、韓国産の食材がさまざまなアレンジで味わえて楽しい一軒

 これが出されたとき、私はカヴァ(スペイン産のスパークリングワイン)を飲んでいた。料理は、サクッと軽やかな歯ざわりの自家製パンに生うにをたっぷり乗せ、こぼれキャビアのトッピング。隠し味はトリュフと柚子の香り。これってあまり質がよくないうにやキャビアの場合、くさみが口に残ることもある危険な組み合わせ。ところが韓国産キャビアの清らかさといったら。ろ過されたうま味だけが凝縮しているようで、カヴァをもう1杯。

養殖キャビアを出してくれたのは、日本のフランス料理店で修業をした日本語堪能な若きシェフがオープンした「トクトク」。2017年アジアのベストレストラン50で注目賞を受賞し、2018年は42位。順調に世界へ羽ばたいている期待の新星
養殖キャビアを出してくれたのは、日本のフランス料理店で修業をした日本語堪能な若きシェフがオープンした「トクトク」。2017年アジアのベストレストラン50で注目賞を受賞し、2018年は42位。順調に世界へ羽ばたいている期待の新星

 意外なソウルの新名物を堪能して、駅へ向かう。出発するのはソウル駅じゃなくてもうひとつのターミナル龍山(ヨンサン)駅。酔ってたって間違えませんから。=KTXに乗る韓国旅(2)は8月19日掲載

江藤詩文酒呑み鉄子/江藤詩文(えとう・しふみ)うまい酒と肴と料理を求めて世界を呑み歩くフード&トラベルジャーナリスト。車窓を眺めながらの飲み食いをこよなく愛し、寂しさを癒やす酒だけがひとり旅のお供。著書に電子書籍「ほろ酔い鉄子の世界鉄道~乗っ旅、食べ旅」全3巻。

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