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【正論9月号】ケント・ギルバート 朝日新聞へ“抗議”訪問記 カリフォルニア州弁護士 ケント・ギルバート/AJCN代表 山岡鉄秀

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【正論9月号】
ケント・ギルバート 朝日新聞へ“抗議”訪問記 カリフォルニア州弁護士 ケント・ギルバート/AJCN代表 山岡鉄秀

朝日新聞英語版の慰安婦記事に対する訂正などを求める署名と申入書を提出するため、同東京本社に来訪した米国カリフォルニア州弁護士のケント・ギルバート氏(左)とAJCN代表の山岡鉄秀氏=7月6日、東京都中央区 朝日新聞英語版の慰安婦記事に対する訂正などを求める署名と申入書を提出するため、同東京本社に来訪した米国カリフォルニア州弁護士のケント・ギルバート氏(左)とAJCN代表の山岡鉄秀氏=7月6日、東京都中央区

 朝日新聞は平成26年8月に、吉田清治の証言を虚偽であると認めて、関連記事を撤回しましたが、この forced to provide sex との表現を使い続けていることは、先の記事撤回と完全に矛盾する行為だと言わざるを得ません。

 そこで私たちは去る7月6日、弁護士とともに事前に予約を入れた上で東京・築地の朝日新聞本社を訪れ、担当者と面会の上、同社の英語報道についての申し入れ書を手渡してきました。朝日新聞社側で対応したのは、及川健太郎編集局ゼネラルマネジャー補佐、後田竜衛広報部長、河野修一広報部長代理の3人でした。

 小さな応接室に通され、先方の3人と向き合う形で私たち3人は朝日新聞のデジタル英語版記事の問題点を説明し、善処を求めました。具体的には(1)今後、前記のforced to provide sex との表現を使わないこと(2)吉田証言が虚偽であり、関連記事を撤回した事実を、改めて英文で告知すること(3)もし前記の表現が軍隊による強制連行や性奴隷化を意味しないと主張するのなら、具体的に forced to provide sex とは何を意味するのかを明確に説明すること(4)今後、慰安婦について説明的表現を追加するのなら Comfort women who worked in brothels regulated by the military authorities(軍当局の統制下にある娼館で働いていた慰安婦)などの表現を使うこと-を求めたのです。

 先方の3人は私たちの話をしっかりと聞いて、理解してくれたように見えました。先方からは特に質問や反論などはなく、「重く受け止め、真摯な回答をいたします」とのことでしたので、正式な回答を待ちたいと思います。後は新聞社としてどう判断するか、朝日が本当に日本のクオリティ・ペーパーといえるのか、見識が問われています。

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