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【バレーボール便り】日本のエース、石川祐希が復帰 不安解消し、いざ世界選手権へ

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 自らのいないコートで起きた快挙。普通なら焦りを覚えてもおかしくない。ところが石川は、その3カ月を「充実していた」と振り返る。

 「できるなら早く(チームに)合流しないといけないとは思っていたけど、焦りは一切なくて…。やっていたことがよかったので、自分もちゃんとできているなと感じていた。どういう風にトレーニングするとか、そういうことを考える時間に充てる方がいいと思っていたので、しっかり(トレーニングに)専念できたと思う」

 故障の多い膝と腰の完治に努めるなど、下半身を主眼にリハビリやトレーニングに励んだ。フォームも腰や膝に負担がかからないよう修正した。2年後の東京五輪も見据えながら、じっくりと体と向き合った。

 全体練習に合流したのは7月9日。連携確認もそこそこに迎えた復帰戦だったが、2戦目では何度もチームを窮地から救い「流れを持って来られなければエースじゃない。きょうは貢献できたかな」。フィジカル強化の成果もあって、2試合7セットをフルで戦い抜いた。

 一方、「速いバレー」を求めて高速化するトスへの対応は模索中だ。トスが合わずに打つコースが狭められ、相手ブロックに捕まる場面が散見された。

 幸い、世界選手権までは、まだ時間がある。大会直前まで組まれている中国、フィンランド、イタリアでの合宿では試合形式の練習がメーンになる。「この1カ月でもっとよくなってくれるものだと信じている」と期待するのは中垣内祐一監督。試合で感じた誤差を、ここでしっかりと調整していきたい。

 8強相当を狙うチームにとって、エースの完全復活は必要不可欠。「今は自分の思うように打てている本数は全然ない。トスに合わしているだけなので、その辺はもっともっと詰めていきたい」と石川。「1カ月で修正する自信は?」と問われると「もちろんある」と言い切った。

(運動部 川峯千尋)

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