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【バレーボール便り】日本のエース、石川祐希が復帰 不安解消し、いざ世界選手権へ

韓国との国際親善試合第1戦の第3セット、スパイクを決め喜ぶ石川=7月28日、船橋市総合体育館
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 背番号「14」が、頼もしさを蓄えてコートに帰ってきた。7月28、29日に開催されたバレーボール男子の韓国との国際親善試合で、エースの石川祐希(22)=シエナ=が約10カ月ぶりに全日本に復帰した。3カ月に及ぶリハビリや調整を続け、故障続きだった右膝や腰の不安を払拭。9月9日開幕の世界選手権(イタリア、ブルガリア)へ向け状態は上向きだ。

 韓国との2連戦は、立ち見客も出るほどの盛況ぶりだった。石川は、自分に向けられるひと際大きな声援に応えるように次々とスパイクを決めた。チーム最多タイとなる計37得点で2連勝に貢献。役目を果たしたエースは試合後、うれしそうに話した。

 「やっていて体が思うように動くし、不安なくできる。体が動く分、より楽しく(バレーボールを)できているし、練習も常にモチベーションが高い状態で臨めている」

 どこも痛くない状態は、実に2015年のワールドカップ(W杯)以来という。当時中大2年だった石川は、その大会で獅子奮迅の活躍を見せた。ベストスコアラーランキングで6位に入り、甘いマスクも相まって一気にスターダムを駆け上がった。

 ただ、その後は慢性的なけががつきまとった。連戦の疲労もあって同年秋に左膝を痛めると、リオデジャネイロ五輪出場を懸けた16年の世界最終予選では右足首を負傷。昨年9月のワールドグランドチャンピオンズカップでは右膝内側の靱帯(じんたい)を損傷し、大会途中で戦線を離脱することになった。

 4月に全日本に招集されてからも、もどかしい時間は続いた。参戦していたイタリア1部リーグ・セリエAのラティーナで酷使した腰と膝の状態が芳しくなかった。約3カ月間、別メニューでの調整を強いられた。

 その間、チームは18歳の若きアタッカー西田有志(ジェイテクト)ら、新たな顔ぶれを加えて着実に強化が進んだ。今年新設された国際大会ネーションズリーグでは6勝9敗と負け越したものの、リオ五輪銀メダルのイタリアから11年ぶりの勝ち星を挙げた。

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