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話題独占の映画「カメラを止めるな!」 “口コミ力”で上映2館からあっという間に全国100館超へ

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プロぞっこん

 犬童監督は、この映画にぞっこんだ。

 「『原作もの』ばかりで、出演者も代わり映えしない昨今の日本映画の中で、監督の『自由』と出演者の『情熱』が画面からほとばしり出ている!」

 すぐに、知り合いのプロデューサー6人に「見た方がいい!」と連絡した。「“口コミ力”の強い映画です」という。

 「試写会で鑑賞した何人かの映画評論家が、ラジオでその面白さをしゃべったのが発端」。映画ジャーナリストの大高宏雄(おおたか・ひろお)さん(64)も、“映画のプロ”による口コミが最初に火をつけたと分析する。「その後、彼らはツイッターなどのSNS(会員制交流サイト)にも投稿。『この映画は面白い』という雰囲気が、公開前から醸成された」

SNS→情報番組

 “玄人受け”だけに終わらなかった。上田監督は「特別な宣伝はしなかった。舞台あいさつで『感想をツイッターなどで拡散してください』とお願いしただけ」と明かすが、実際に“アーリー・アダプター”ともいうべき初期の観客は、こぞってSNSで「おもしろい!」と発信した。

 「この映画はある仕掛けが施してあるのですが、観客は詳細な種明かしをせずにSNSで話題を拡散した。その“秘密”にやきもきした映画ファンが劇場に駆けつけた」と映画評論家の野村正昭さん(64)は解説する。

 大高さんは大ヒットアニメ映画「君の名は。」(28年、新海誠監督)を引き合いに「SNSやネットで話題になった後、テレビの情報番組などが取り上げ、さらに注目された。今回も同じ構図だ」と指摘する。

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