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【外交安保取材】イージス・アショア配備が本当に「平和に逆行」か 北朝鮮と同じ論法で非難する危うさ

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 緊張緩和が続くとも限らない。米朝協議が不調に終わり、今後、朝鮮半島で軍事的緊張が再び高まる可能性は「あり得るシナリオ」(外務省幹部)だ。アショアは急いでも1基目の配備に6年かかる。目先のムードで備えを怠り、後で後悔しても遅い。

 さて、目先を中東に転じてみる。米トランプ政権がイラン核合意を離脱し、対イラン強硬姿勢に転じた。イランは対抗してシーレーンの大動脈であるホルムズ海峡の封鎖を示唆するなど緊張が高まっている。

 「ホルムズ海峡の封鎖」といえば、思い出されるのは平成27年の安全保障関連法の審議だ。

 封鎖を念頭に置いた法整備を目指す政府・与党に対し、野党は成立したばかりの核合意を理由に「イランの核問題に前進が見られた今日の状況を踏まえれば、ホルムズ海峡の事例は立法事実たり得ない」(民主党=当時=の北沢俊美元防衛相)などと批判していた。しかし3年で状況はガラリと変わった。目先の緊張緩和はあてにならないことを示している。

 野党はアショア配備計画への批判を強めている。国民民主党の玉木雄一郎共同代表(49)は7月31日の記者会見で「全体像がいまだに分からない」と取得費の増加を問題視し、「北朝鮮情勢の変化もしっかり踏まえて対応すべきではないか」と述べた。

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