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【原発最前線】プルトニウム削減は「フランス流」で 原子力委員長会見

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 「フランスと同じ」

 --(使用済み燃料をすべて再処理する)全量再処理の政策は見直さないのか

 「(全量再処理政策を掲げる)フランスでも、使う量だけ再処理する方針でやっており、それ以外の使用済み燃料は貯蔵している。フランスが既にやっていることと、日本がやろうとしていることは基本的に同じだ。使用済み燃料はプルトニウムを含む『資源』であり、全量再処理か、(再処理しない)直接処分かという二者択一は極端であって、現実には合わないと思う」

 --再処理工場の稼働を遅らせたり、再処理を止めたりする選択肢も想定しているのか

 「仮定の質問なので答えられないが、再処理は頑張ってほしい、削減の方もしっかりやってほしい-がメッセージだ。再処理工場はしっかり動かしてもらわなければいけないが、どんどん動かしてプルトニウムがたまってしまうと、国際的な圧力がかかることになる。基本方針の趣旨をご理解いただいて、使う方も一緒にバランスよくみていただきたい」

 ■プルトニウム  原子番号94の元素で、原発の燃料や核兵器の材料に使われる。自然界にはほとんど存在せず、原子炉内で燃料に含まれるウラン238が中性子を吸収してできる。日本は原発の使用済み核燃料を再処理してプルトニウムを取り出し、高速炉や通常の軽水炉で再利用する核燃料サイクル政策を掲げる。日本は約47トンを国内外で保有し、核兵器を持つ国以外では最大量。核拡散のリスクから、国際社会は厳格な管理を求めており、削減が急務となっている。

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