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【原発最前線】プルトニウム削減は「フランス流」で 原子力委員長会見

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【原発最前線】
プルトニウム削減は「フランス流」で 原子力委員長会見

記者会見する原子力委員会の岡芳明委員長=7月31日、東京・霞が関 記者会見する原子力委員会の岡芳明委員長=7月31日、東京・霞が関

 31日に決定した基本方針では、(1)プルサーマル発電に必要な量だけ再処理を認可する(2)再処理から利用までの期間をできるだけ短くする(3)電力会社間の連携・協力をうながし、海外で保有しているプルトニウムの着実な削減に取り組む(4)研究開発用のプルトニウムで当面の使用方針が明確でない場合は、処分も検討する(5)再処理できない使用済み燃料のために貯蔵能力の拡大に取り組む-と5項目を掲げ、これによってプルトニウム保有量は「現在の水準を超えることはない」と強調している。

 さらに、電力会社と日本原子力研究開発機構はプルトニウムの利用計画を改めて策定し、毎年度公表することで透明性を高める。

 「政策的な平和利用」強調

 決定後に岡委員長が行った会見での主な一問一答は次の通り。

 --日本のプルトニウム保有量に対して、海外はどう見ているか

 「一般的に核不拡散の話をいろんな国とするときに、日本特有の事情、再処理をしていることに関して常に『なぜ(核兵器保有国以外では)日本だけ』と言われる。私どもとしては今回、規制による平和利用のほかに、政策的な平和利用が重要だということを(電力会社などに)認識してもらい、これに従ってプルトニウムを利用していくことが、世界の核不拡散に貢献すると考えている。日本だけがどんどんプルトニウムをためていくのではないかという懸念があると非常にまずい」

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