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【野口裕之の軍事情勢】中国の正体にやっと気付いたドイツ 「中独合作」は崩壊するのか?

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【野口裕之の軍事情勢】
中国の正体にやっと気付いたドイツ 「中独合作」は崩壊するのか?

4月、南シナ海で行われた観艦式で発言する中国の習近平国家主席(新華社=共同) 4月、南シナ海で行われた観艦式で発言する中国の習近平国家主席(新華社=共同)

 先述したが、第1次大戦開始直後、日本はドイツに宣戦布告した。独降伏で「東洋の真珠」「小ベルリン」と称された青島は日本統治となり、一大権益が吹っ飛ぶ。ドイツの“日本嫌い”は「青島の恨み」が起点だと思っている。

 清国同様に対日戦略上、軍近代化を迫られた中国・国民党は満州事変(1931~33年)後、独ワイマール共和国や次のナチス政権に接近。ドイツは1927~38年まで軍事顧問団を送り続けた。 

 とりわけ、1934年より団長を務めたハンス・フォン・ゼークト退役陸軍上級大将(1866~1936年)は、第1次大戦で壊滅状態に陥った独軍の再建と将来(電撃)戦への青写真を確立し「独軍の頭脳」と畏敬された名将。国民党の蒋介石前国民政府主席(当時/1887~1975年)に、大規模・低練度だった国民党軍の装備や機動性の向上を具申した。後継団長アレクサンドル・フォン・ファルケンハウゼン退役陸軍中将(後に歩兵科大将に現役復帰/1878~1966年)も、独式教育訓練を踏襲した。

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