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【アメリカを読む】相次ぐ若手ラッパー銃撃死が問うもの…銃社会・米国にメッセージは届くのか

亡くなったジミー・ウォポさん(AP)
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 6月、米国の若手ラッパーが射殺される事件が同じ日に相次いで起きた。今年に入って各地の学校などで頻発した銃乱射事件にもかかわらず規制強化の論議が進まない中、銃社会の恐ろしさなど社会悪を題材にすることが多いラッパーが相次いで銃の犠牲となったことに、二重の悲しみが広がっている。(ロサンゼルス 住井亨介)

「音楽が救いに」

 最初の事件は、ヒット曲「ルック・アット・ミー!」で知られる新星、XXX(エックス・エックス・エックス)テンタシオンさん(20)=本名ジャセイ・オンフロイ=を襲った。米紙ロサンゼルス・タイムズによると、南フロリダの路上に止まったBMWの運転席で瀕死(ひんし)状態(その後死亡)で見つかったのは6月18日。状況から強盗に遭ったものとみられており、容疑者として2人の男が逮捕された。

 XXXテンタシオンさんは多くのトラブルを抱えていたことで有名で、妊娠していた元恋人への暴力で訴えられて裁判を控えていたほか、音楽ストリーミング配信サービス「スポティファイ」からは、「不適切な振る舞い」を理由に曲の配信を一時止められたことがある。

 その生い立ちは辛いものだったようで、母親が子育てを放棄したことで介護士の間をたらい回しにされた。中学校を退学処分となり、銃絡みの犯罪で少年院にも入った。

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