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【クローズアップ科学】宇宙飛行士・金井宣茂さんに聞く 現場では「何でも屋」、協調性が日本人の長所

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月・火星時代の人材養成が急務

 日本人飛行士は7人が計8回、ISSの長期滞在を経験した。実験棟「きぼう」で多くの実験を行ったほか、船外活動やロボットアームによる物資補給機の捕捉などを成功させ、存在感を発揮してきた。

 ISS船長は米露の飛行士が大半を占めてきたが、若田光一さん(55)が2014年に日本人で初めて就任し、水準の高さを世界に示した。

 今後は来年末頃から野口聡一さん(53)、20年5月頃から星出(ほしで)彰彦さん(49)が滞在する。いずれも飛行3回目のベテランで、星出さんは若田さんに続いて船長を務める。

 ただ、活躍の舞台であるISSは24年にも運用を終える可能性がある。米国は20年代に国際協力で月基地の建設を目指しており、日本も参加を検討中だ。基地は30年代の火星飛行の中継拠点でもある。

 日本は金井宣茂さんら3人を09年に選抜して以来、飛行士を募集していない。ISS以降の活動方針を固め、月や火星飛行の時代を担い得る新世代を早期に養成することが望まれる。(科学部 草下健夫)

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