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【昭和天皇の87年】世界が驚嘆した東郷ターン 「決戦は三十分で片が付いた」

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(※1)アルファベットの最後の文字であるZ旗は、もうあとがないという意味で、必勝を期して掲げられることがあった。1805年のトラファルガー海戦で英国艦隊提督のネルソンが、「英国は各員がその義務を尽くすことを期待する」との信号旗とともに、Z旗を旗艦のマストに掲揚したのが初例。これにより士気を高め、敵艦隊を撃破したネルソンに習い、東郷もZ旗に「皇国ノ興廃 此ノ一戦ニアリ 各員一層奮励努力セヨ」の意味をつけて掲げた。以後、日本海軍にとってZ旗は格別な意味を持つようになり、先の大戦でも主要な海戦で掲揚されている。もっとも平時における国際信号旗としてのZ旗の意味は「引き船を求む」、漁船の場合は「投網中である」で、必勝とは無関係。

【参考・引用文献】

○軍令部編『明治三十七八年海戦史』

○同『極秘明治三十七八年海戦史』

○田中宏巳著『東郷平八郎』(筑摩書房)

○北沢法隆著「再考東郷ターン」(日本海事史学会『海事史研究』第58号所収)

○ウラジミル・セメヨノフ著『日本海大海戦 殉国記』(明治出版)

○秋山真之講演録「日本海々戦の回想」(実業之日本社『軍談』所収)

○水野広徳著『此一戦』(博文館)

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