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【北海道利尻島にヒグマ】(下)山麓から高地へ? 気になる動向、4日には「歴史的一日」が…

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 資料館で働く福田富士子さん(61)は「この騒動で新しい資料も出てきた」と、文芸「りしり6号」(昭和59年発行)の「一枚の写真より」を見せてくれた。著者の金田幹男さんは写真に感銘を受け、写真におさまっている当時6歳の佐藤末吉少年を探し、78歳になっていた末吉氏にクマの捕物騒動を聞き取り、再現している。

 要約するとこうだ。

 《(末吉少年が)妹と海岸で釣りをしていると、岩の上にクマが上がっているのが発見され、騒ぎとなる。クマは海に逃げ、沖の船に向かって泳ぎだした。クマはその船に爪を立てて上がろうとする。末吉少年の父親が追いかけて小船を近づけると、クマが向かってきた。父親はマサカリを頭に振り下ろした。父親の兄弟も助けにいきマサカリを振り下ろす。息絶えたクマを岸に上げ、写真撮影となったという。

 「熊の住むことのない利尻島に佐々木末次郎さん(末吉少年の父親)と金蔵さん(少年の叔父さん)の勇敢な兄弟の、熊打ちの事は町の大きな出来ごととして、一枚の写真と共に、長く語り伝えられております」》

 捕物騒動が新たな話題を提供している。今年、利尻島にヒグマが上陸したことが全国的なニュースとなったことから利尻町立博物館に、106年前に殺されたヒグマのものとされる爪が届けられたのだ。博物館は真偽のほどを確かめている最中だという。

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