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【衝撃事件の核心】実像と乖離した「久保木愛弓容疑者像」 大口病院点滴殺人 顔色が変わったのは…

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涙目で「無実」訴え

 翌日午前11時ごろ、玄関のドアに備え付けられているポストに、連絡がほしいと書いた手紙を入れると、約10分後、番号非通知で着信があった。直接会って話をしたいと伝えると「今日は会えません」と拒否。食い下がると「玄関のドアにU字ロックをかけた上でなら会ってもいい」という。

 ドアの20センチほどの隙間から、上下黒のスエットのような服装の久保木容疑者が見えた。玄関内の照明はつけられず、薄暗いままだった。部屋の中からは芳香剤のようなにおいに混じり、人の生活のにおいのようなものが漂ってきた。

 「私じゃないのに、疑われてとても悲しい」。久保木容疑者は犯人と疑われていることについて、こう話した。目は涙で潤んでいた。その印象は殺人の容疑者とはかけ離れ、ありふれた30歳前後の女性だった。

 記者が食事に誘うと、「いまはおなかがいっぱいです」と拒否。距離を詰めようと、「今度カラオケ行きませんか」と冗談めかしてみると、「私、歌うのが苦手なんで…」と話しつつ、表情を緩めていた。

「看護部長」に反応

 顔色が変わったのは、元看護部長との関係を尋ねたときだ。元看護部長の名前を挙げると、久保木容疑者は「え…」と発し、息をのんだのが分かった。

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