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【オウム死刑執行】元主任検事が語るオウム事件 “抜かずの宝刀”破防法適用見送りに公安関係者「悔しい」

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「陰謀説」を否定

 麻原元死刑囚の“遺言”に対しては、神格化を懸念する「当局の陰謀」を疑う声も一部にあったという。

 だが、ある政府関係者は「陰謀説」を明確に否定。実際、法務省は遠藤誠一元死刑囚=同(58)=の遺体をアレフに引き渡している。政府関係者は「正直、驚いた。まさか四女を指定するとは思っていなかった」と打ち明ける。

 沈黙を貫いてきた麻原元死刑囚がなぜ四女を指名したのか。アレフでは、成人した次男を正式に教祖に迎えようとする動きがあったが、三女が反対。三女に同調した幹部が除名されるなど教団運営に混乱が生じたといい、専門家は「自分の遺骨を利用されることを嫌がった」(元警視庁公安部の江藤史朗氏)とみる。

 遺骨受け入れを表明している四女側は遺骨の神格化を懸念し太平洋に散骨する方針だが、法務省は訴訟に発展する可能性もあるため「当面は東京拘置所で預かる」(幹部)としている。 現時点で信者らに危険な兆候はみられないが、とても監視の目を緩められる状況ではないのは確かだ。

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