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【近ごろ都に流行るもの】「カレーにナン」本場インド以上に普及・巨大化

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 南インドのIT都市、バンガロール出身のラターさんは、エンジニアの夫の日本転勤に伴って19年前に来日。「伝統医学アーユルヴェーダに基づく、おいしく奥の深い南インド料理を日本で広めたい」と店を開いた。

 濃厚な北部料理よりもサラッと軽いのが特徴。野菜や豆、ハーブ、スパイスがふんだんに使われ、夏バテ解消にもってこい。米と豆を潰し発酵させて焼くドーサは、薄いのにモチッとした食感だ。

 南インド料理だけで通用すると思うが、ナンを扱う裏には「日本製の窯」の存在があった。「いい窯でいい料理を出したい。電話1本ですぐに修理対応してくれます」

 そこは、JR浅草橋駅からほど近い「神田川石材商工」(東京都千代田区)。日本で唯一のナン窯製造元だ。200キロ近いセラミック製の内釜を、トラックの荷台に積んでいるのは竹田伴康社長(71)。「今日は千葉と世田谷のインド料理店に運びます」

 1台30万~50万円。ネパール製が多い輸入窯の約10倍の価格になるが、これまでに累計3500台を出荷。都内インド料理店のおよそ9割に納入している。

 ナン窯の製造を始めたのは、ちょうど50年前の昭和43年。竹田さんの叔父で先代の高橋重雄さん(平成21年、76歳で死去)が、パン焼き窯の需要が先細る中で目を付けた。北インド料理店「アショカ」のタンドールを見せてもらって研究し、インド人たちと腕相撲でコミュニケーションを取るなどして販売に成功した。

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