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映画「インクレディブル・ファミリー」 世界中で「家族の絆」が見直されるのはなぜなのか

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映画「インクレディブル・ファミリー」 世界中で「家族の絆」が見直されるのはなぜなのか

映画『インクレディブル・ファミリー』の一場面 (C)2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved. 映画『インクレディブル・ファミリー』の一場面 (C)2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

仕事と子育て

 なぜバード監督は世界の治安を守るヒーローの壮大な物語に対し、育児や家事の分担、仕事と家事の両立…といった家庭内のテーマを持ち込んだのか。その理由を探るには1993年まで遡(さかのぼ)ることになる。

 バード監督は当時、いくつも映画の企画を抱え、仕事に追われる毎日。子供が生まれ、子育てにも追われていた。「下手をすれば家庭を壊しかねなかった。いい仕事をしていい父親にもなりたい。そんな当時の切実な思いをふと思い出し、前作と今作の脚本に反映させてみたのです」とバード監督。

 「子育てなどの家庭の問題は誰もが関心を持つのでヒットしそうだし、僕も家庭的なヒーローはいてもいい、と考えました」

家族

 ここへきて「家族の絆」が、内外を問わず多くの映画で重要なテーマとなっている。

 公開中の近作に目を向けても、先のカンヌ国際映画祭で最高賞を受賞した「万引き家族」(是枝裕和監督)、生まれつき顔の骨格などに障害を持つ少年を描く「ワンダー 君は太陽」(スティーブン・チョボスキー監督)、大阪で焼き肉店を営む在日韓国人一家の物語「焼肉ドラゴン」(鄭義信監督)、夏休み映画の目玉アニメ「未来のミライ」(細田守監督)…と枚挙にいとまがない。

 バード監督も家族の絆を描く映画の乱立は承知済みだ。

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