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【びっくりサイエンス】絶滅種のドジョウも3D画像で“復活” 国内初の標本館がネット上に開設

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【びっくりサイエンス】
絶滅種のドジョウも3D画像で“復活” 国内初の標本館がネット上に開設

かつては身近な存在だったが現在は準絶滅危惧種となっているドジョウ(九州大提供) かつては身近な存在だったが現在は準絶滅危惧種となっているドジョウ(九州大提供)

 環境変化の影響で、三重県の天然記念物で体長が30センチにも達することが知られていたジンダイドジョウは1970年代後半に絶滅。京都府の宇治川や大阪府の淀川などに生息していたヨドコガタスジシマドジョウも、90年代後半に絶滅したとみられている。環境省も今年5月に発表した最新版のレッドリストで、ドジョウを将来的に絶滅する可能性がある「準絶滅危惧種」に指定したばかりだ。

 ドジョウの多様な進化を解明するには、遺伝学的な研究だけでなく形態からの研究も欠かせない。ドジョウを取り巻く環境が悪化していることから、研究チームはドジョウの形態に関するデータをきちんと整理・保存し後世に伝えていく取り組みが急務と判断した。

CTデータから作成、ぐるぐる回せる3D標本

 ドジョウの形態を保存する最も基本的な方法は、採取した個体をアルコールやホルマリンに漬ける生物標本だが、時間とともに劣化する上、多くは倉庫などに死蔵されて人の目に触れない。そこで、劣化がなく半永久的に保存できるデジタルデータにしてオンライン公開することにした。

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