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【経済インサイド】“超高級EV”誕生へ ジャガー、ポルシェ…「名門」参入で見る目変わるか

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 速さでは、米EVメーカー、テスラのEVも引けを取らないのは確か。ただ、ジャガーやポルシェには、新興メーカーでは太刀打ちできない伝統があり、それに価値を見いだす多くのファンがいる。

 ジャガーはオートバイのサイドカー製造会社として1922年に設立。第二次世界大戦後の45年に社名を「ジャガー・カーズ」、ブランド名を「ジャガー」に変更した。米フォード傘下を経て、英ランドローバーとともにインドのタタ・モーターズに買収されたが、依然として英高級車ブランドとしての存在感は大きい。

 ポルシェは「ビートル(カブトムシ)」の愛称で親しまれたフォルクスワーゲン・タイプ1を設計した技術者フェルディナント・ポルシェ博士により、30年頃にデザイン事務所として設立。48年には初めてポルシェの名を冠した356“No・1”ロードスターが製造・販売され自動車メーカーとしてのスタートを切り、今年は70周年に当たる。現在は独フォルクスワーゲン(VW)グループの一角を占める。

 両社が満を持してEVを投入する背景には、主戦場である欧州で、「電動化」への動きが加速していることがある。VWが排ガス規制を回避する不正なシステムを搭載したディーゼル車を販売していた問題が起きて環境規制の強化が進み、ディーゼル車の人気が急落。代わりにEVやプラグインハイブリッド車(PHV)などの電動車が台頭しており、この流れは続きそうだ。ジャガー・ランドローバーは2020年までに全車種に電動車モデルを設定する方針。ポルシェも25年までに世界販売の50%を電動車とする目標を掲げており、七五三木氏はタイカン投入について、「ポルシェの新時代の到来を告げるものだ」と話す。

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