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【原発最前線】大詰めのトリチウム水問題 「元汚染水」の安全性、受け入れられるか

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 更田氏は7月18日の定例会見で、「なぜこっちのトリチウムはよくて、こっちのトリチウムはだめなのか」とくみ上げ水と処理水の扱いの差について言及し、「それは感情や気持ちの問題もある。あれだけの(溶融した)炉心の中を通ってきた水であり、トリチウム以外の核種(セシウムなど)は十分きれいにしたといっても、私たちだって日常生活でいったん汚れた水や物に対して抵抗があるのは自然なことだ」と一定の理解を示した。

 その上で、「市場の反応など非常に多くの要素がかかわり、純粋に科学・技術的問題ではないだけに、難しい議論だと受け止めている」と述べた。

 福島県の担当者も「トリチウムを含んだ水は事故前も海洋放出されていたが、事故後は『汚染水』を処理したもので、風評被害の点では一緒にはならない」と話す。ただ、海洋放出は廃炉作業を前に進めるためにも避けられない選択となりつつある。「心」の問題を前に進めるために、何が必要なのか。小委の枠を超えて、政治を含め総力を挙げるべき時期が近づいている。

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