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【近ごろ都に流行るもの】昆虫食いまやグルメに コオロギラーメンは有名えびそば店の味!? 品切れ人気メニューも

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 4年前に創業し、昨年から銀座博品館などにも卸先が広がる。昨年出版社から転職した三浦店長は、「昆虫食は風土や文化と結び付いて、奥が深い」とその魅力を語った。

 昆虫食の“聖地”長野県の伊那市創造館では今年、大昆虫食博を開いた。

 当地でイナゴやハチの子、ざざ虫が伝統食になっていることは知られている。意外だったのは、明治以降の日本の近代化を底辺で支えた、製糸工場の工女のおやつになっていたという話だ。「生(絹)糸を取った蚕の繭からサナギを取り出し、仕事中につまんでいたそうです」と同館の担当者。

 彼女らの群像を描いた工女哀史、映画「あゝ野麦峠」(昭和54年。主演・大竹しのぶ)では、においに卒倒する少女の姿も描かれるが…。

 「サナギを持ち場の蒸気管に載せて、カラカラに乾かすのだそうです。ドライにすると独特の臭みが和らいで口当たりも良く、おいしかった…。そんな元・工女さんへの聞き取り記録が残っています」

 貴重なタンパク源であり、命を無駄にせずいただく大和撫子(やまとなでしこ)の堅実な精神がいじらしい。かたや、今の飽食の時代にあえて虫を食べる意味とは何だろうか? 「君、うまいんだってね」。鳴き出したセミの背中に問いかけてみる。

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