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【スポーツ群像】フィギュアスケートペア引退の川口悠子さんインタビュー ロシア代表で活躍 「両国の架け橋担いたい」

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【スポーツ群像】
フィギュアスケートペア引退の川口悠子さんインタビュー ロシア代表で活躍 「両国の架け橋担いたい」

現役を引退し、現在の心境を語るフィギュアスケート元ペア選手の川口悠子さん 現役を引退し、現在の心境を語るフィギュアスケート元ペア選手の川口悠子さん

 国籍を変更してフィギュアスケート・ペアのロシア代表で2010年バンクーバー五輪4位に入るなど世界のトップで活躍し、昨秋に現役引退を表明した川口悠子さん(36)が日本滞在中のこのほど、産経新聞のインタビューに応じた。現在はプロスケーターとしてサンクトペテルブルクを拠点にアイスショーなどに出演。将来はスケート界だけにとどまらず、幅広く活動したい意向を持ち、「日本とロシアのスポーツや文化の交流の架け橋を担うような仕事をしたい」と語った。

 「現役を終えて、『重圧から解放されたか』とよく聞かれますが、お仕事として滑るプロは、調子が悪いとか言いわけもできません。どんな状況でもお客さんに楽しんでもらえる演技ができるのがプロです。その意味で、演技前の緊張感も演技後の達成感も現役時代と変わりません。引退したあとでも緊張感の中で演技できる機会があることが幸せです」

 川口さんは、モスクワを拠点とするプロスケーターのチームの一員として1月から本格的に活動。それぞれのスケーターがエキシビション曲などを滑る日本のアイスショーとは違い、ロシアでは一つの劇として演出されることが多い。

 約30人のスケーターが一体となり、大掛かりな舞台装置のもとでミュージカルを演じ、8月には14年五輪会場にもなったソチのリンクにも遠征予定。「みんなで作品を作り上げる楽しさがあります」と話す表情は充実感にあふれる。

 そんな川口さんがプロスケーターとして、強くこだわるエレメンツ(演技要素)がある。ペアでコンビを組むアレクサンドル・スミルノフに投げられて跳ぶ4回転スロージャンプだ。

 現役でも世界で数組しか成功できない大技で、練習できれいに着氷したスマートフォンの映像を片手に、「ペアを始めたきっかけはこの4回転。一人では絶対にだせない高さと幅のあるダイナミックなジャンプ。跳んでいる感覚が大好きです」と語る。

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