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【経済インサイド】「牛」「豚」よりも「鶏肉」が国内外でブーム! ヘルシー、安さ、ノン宗教色の三拍子そろい増産中

三井物産が出資したモロッコの鶏肉加工一貫生産の会社が生産するハム、ソーセージ。モロッコはアフリカ4位の鶏肉消費国で需要が拡大している(三井物産提供)
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 大手商社や化学メーカーが世界的な鶏肉需要拡大に熱視線を送る。三井物産は6月にモロッコの鶏肉加工の一貫生産事業に出資参画し、アフリカ市場開拓に乗り出した。三菱商事は来年初めにタイで鶏肉加工工場を稼働し、加工品を日本向けに加えアジアなどにも輸出する。鶏肉増産に欠かせない飼料添加物も、メーカー各社が増産中だ。鶏肉は豚や牛に比べ、生産日数が少なく、安さが強み。日本の鶏肉消費は健康志向で豚肉を抜き、堂々の1位。宗教色がないことも世界需要を後押しする。

 最近の日本の鶏肉ブームの火付け役は、「一手間かけた味付けチキンの『サラダチキン』で、手軽さと健康志向とあいまって、人気急上昇」と関係者は分析する。低カロリーなのに高タンパクに目を付けたコンビエンスストアが商品開発競争を繰り広げ、スポーツ選手や糖尿病患者まで幅広いファン層をつかんだ。フライドチキンや定番の焼き鳥など業務用も牽引(けんいん)し、いまや年間1人当たりの国内の鶏肉消費は約13キロ(2016年)。12年に不動の1位だった豚肉を抜き、日本人が最も食べている食肉として定着してきた。

 アフリカでは経済成長を背景に、鶏肉需要が拡大する。モロッコの伝統料理のタジン鍋でもチキン(鶏肉)は人気メニューだ。コートジボワールでは、今年6月、最大都市アビジャンでケンタッキーフライドチキン(KFC)の1号店がお目見えし、若者を中心に人気店だ。

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