PR

ニュース プレミアム

【経済インサイド】「しょうゆを世界標準に」キッコーマン茂木友三郎名誉会長は「傘寿」超え意気軒高 次のターゲットは?

Messenger

 また、現地向けの商品開発をめぐっても、最近では、ポン酢のようにレモンやライムの果汁を混ぜたしょうゆがメキシコ市場で人気を集めている。そうした成功パターンを南米へ広げるため、まずは米国のマーケティング子会社に、南米各国の食文化に精通したスタッフを増やすという。

 南米は人口4億人余り、インドとアフリカは10億人を超える巨大市場。難度が高くても攻略に挑む価値は大きい。「しょうゆを世界標準の調味料に」という長期計画の目標達成へ向け、傘寿を超えて意気軒高な茂木氏とキッコーマンの次の一手が注目される。(経済本部 山沢義徳)

 キッコーマン 千葉県野田市のしょうゆ醸造家が合同して1917(大正6)年設立。地場の中小メーカーを含め約1500社がひしめく国内しょうゆ業界の中で、グループ会社のヒゲタ醤油(東京都中央区)と合わせ国内シェア33・2%(2016年)を握る最大手だ。

 しょうゆと原料が共通する豆乳や、「デルモンテ」ブランドのケチャップ、トマトソースも手がけ、山梨県や長野県にワイナリーを持つマンズワインも子会社の一つ。

 新構造の容器で風味の劣化を防ぎ、それまで大規模に出回っていなかった「生しょうゆ」を広めた「いつでも新鮮」シリーズ(2010年発売)は、「スーパーの調味料売り場の色合いを黒から白に染め変えた」と称されるヒット商品になった。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ